ジンクハット(Zinchat)の性能確認試験【エイアンドエスシステム株式会社】

ジンクハット(Zinchat)の性能確認試験

1.屋外暴露におけるジンクハットの性能確認試験

【試験条件】
被防食材:1.機械加工した鋼材SS400(素地) 2.鋼製のアンカーボルト(素地)
防食材:ジンクハット(陽極亜鉛合金)
試験場所:準工業地帯(屋外暴露)
暴露期間:3年

【試験結果】

【評価】
試験後の左の無防食の鋼材とアンカーボルトは全面が激しく腐食している一方ジンクハットで覆った素地のアンカーボルトは3年間の暴露期間であるにもかかわらず亜鉛の犠牲防食作用により腐食は見られず初期の状態を維持している。さらにナット、ボルト、ワッシャの嵌め合い箇所に起こりやすい鉄錆びに対しても犠牲防食作用、インヒビター効果によって極軽微な鉄錆びが観察される程度で良好な防食状態に抑制されている。

 

2.水道水による浸漬試験

【試験条件】
被防食材:鋼製の六角ボルト(素地)
防食材:ジンクハット(陽極亜鉛合金)
試験方法:水道水が入った容器に浸漬
浸漬期間:20日間

【試験結果】

【評価】
試験後は無防食の六角ボルトが激しく全面腐食しているのに対し、ジンクハットで防食した六角ボルトは全体に電気防食が効いているのが判る。

 

3.樹脂製キャップとの比較確認試験

【試験条件】
被防食材:鋼製のアンカーボルト(素地)
防食材:ジンクハット(陽極亜鉛合金)
試験場所:準工業地帯(屋外暴露)
暴露期間:1年

【試験結果】

【評価】
試験後、左の樹脂製キャップで覆った素地のアンカーボルトは赤錆が進み劣化している。一方ジンクハットを装着した素地のアンカーボルトは電気防食効果により、錆の発生を完全に抑えている。